2017年度プロダクト部門グランプリ
ご飯が美味しい、
井川生まれの漆塗りお弁当箱。
井川メンパ
井川メンパ製造 望月

静岡の伝統工芸品のひとつ、井川メンパ。ツヤのある漆塗りが美しい曲物のお弁当箱は、軽くて丈夫、ご飯が美味しく感じられると人気。現在は半年待ちというほどです。静岡市の山間部、大井川上流の井川では、古くから曲物が盛んに作られてきました。金山が栄えたことから、採掘や水替えに使う柄杓や曲桶が必要とされたためともいわれます。江戸時代後期には農家の副業として曲物が作られ、近隣に販売されていました。この曲物に漆塗りが施されるようになり、井川メンパと呼ばれるようになりました。かつては何軒もメンパ職人が存在しましたが、現在、静岡市内で製造しているのは、望月家の六代目となる栄一さんただ一人。主に静岡産のヒノキを使い、木材の加工から漆塗りによる仕上げまで、全ての工程を一人で行っています。

ここには写真のキャプションが入りますここには写真のキャプションが入ります
二畳ほどの部屋で行う塗りの工程
ここには写真のキャプションが入ります
一子相伝によって受継がれてきた伝統工芸
ここには写真のキャプションが入ります
湿度と温度を適度に保つ室
ここには写真のキャプションが入ります
技術の全ては先代からの教えによるもの
選ばれた理由
《1》伝統工芸品である
《2》ご飯が美味しく感じる
《3》使っている
メンパに詰めるとご飯が美味しく感じられるという声が多数。実際に長く愛用しているという方も多いようです。
市民の皆さんの声
父の代から
2~30年位使っています。
CS様
メンテナンスに出すこともでき、新品のようになって帰ってくるので、長く使えます。母からお米の美味しさが際立つとは聞いてましたが、実際にその違いを感じています。
ご飯がおいしく、
香りも良く感じます。
SS様
井川メンパとの出会いは、ボーイフレンドが丸いメンパを使っているのを見てお弁当がとっても美味しそうに見えて、「私も使いたい!」と思い購入をしました。その後、結婚し旦那と子供のメンパを購入しました。普段はおひつ代わりに保存容器として使っています。炊き立てをメンパで保存した方がご飯がおいしく、香りも良いように感じています。
井川メンパ製造 望月
〒420-0009 静岡県静岡市葵区神明町9−11電話 054-271-8224