《1》美味しい
《2》いつも食べている
《3》他の物とは違う美味しさ
「美味しい」という声が圧倒的でした。特別感のあるツナ缶として、お土産や贈答品としても人気があります。
旬の夏びん長まぐろをオリーブオイルと合わせ、半年間熟成させて作るツナ缶詰。製造は手作業中心。骨を取り除いたり、詰める量を調整したりと、一缶一缶丁寧に作られています。日本のツナ缶詰は静岡県発祥。清水港で水揚げされる「びん長まぐろ」を原料に昭和初期に初めて作られ、輸出産業として発展しました。昭和40年代に為替変動の影響で輸出が激減。缶詰業界が国内向けに転換するなか、由比缶詰所では大手のOEM製造が中心に。そんななか「以前作っていたような美味しい商品を作ろう」と最初は社員のために作り始めたのが自社ブランド「ホワイトシップ」でした。昭和50年代に「綿実油漬」、平成8年に「オリーブ油漬」を復刻。原料・製法に一切妥協のない商品は、社員の家族や親戚から広まり、今では全国にファンを増やしています。