《1》美味しい
《2》昔から食べている
《3》懐かしい
8の字(はちのじ)クッキーの愛称で多くの市民に親しまれてきた銘菓が認証されました。今も昔も変わらないシンプルな味です。
その名の通り「8」の字の形が特徴の静岡生まれの焼菓子。原料は小麦粉・砂糖・卵というシンプルなもの。香ばしく軽い口当たりの素朴な味わいに、昔から食べているというファンも少なくありません。家庭でのおやつや手土産として、また、末広がりの縁起のよさを連想することから、贈り物としても親しまれています。「8の字」の前身となったのは、昭和初期に静岡市周辺で作られていた「めがね」という焼菓子。小麦粉と砂糖から作られる素朴なお菓子でした。戦後、桑名屋が「めがね」の製造を正式に継承、原料に卵を加えるようになります。昭和40年には商品名を「8の字」に変更。量り売りから袋入での販売に変わるなか、焼き上がりの堅さなどが改良され、現在まで愛されるお菓子として続いてきました。